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カラオケ採点にこだわるのは悪いこと?歌の上手さとの関連性やメリット・デメリット

カラオケ採点にこだわるのは悪いこと?歌の上手さとの関連性やメリット・デメリット

だれでも一度くらいはカラオケで採点機能を使ったことがあるんじゃないでしょうか。

カラオケ採点はテレビ番組でも得点を競う番組が放送されているのもあって、とっても身近な存在になってきています。実際にカラオケの点数アップのためのレッスンを依頼されることも少なくありません。

なぜカラオケ採点がメジャーになったのかという考察。
そして、歌が上手くなりたい人がカラオケ採点にこだわることのメリット・デメリットについて本日は考えていきます。

カラオケ採点機能について

採点基準

大きなウエイトを占めるのは音程と強弱、リズムの正確性です。そこに、ビブラートやしゃくりなどが僅かな加点要素が加わります。勘違いしている方も多いのですが、ビブラートはあまり大きな加点要素になりません。

機種による違い

DAM・JOYSOUNDなど機種によって採点基準が異なります。同じ歌を歌ったとしても5〜10点の誤差があることは日常茶飯事です。テレビで使用されていることもあり、おそらくDAMの精密採点が一番メジャーな採点機種です。採点結果にこだわるのであれば機種は固定すべきです。

環境による違い

カラオケルームの環境や、使っているマイクによっても5〜10点の差が生まれます。また、設定についてもしっかりと調整が必要です。カラオケの音量やマイクの音量、エコー設定をいじるだけでも、歌いやすくなったり、歌いにくくなったりするので、色々変更してみて、自分が一番歌いやすい設定を見つけるとカラオケ採点をさらに楽しめるようになるでしょう。自分の歌が上手く聞こえる、いつものカラオケ設定とは違うものになるはずですよ。

楽曲・音源による違い

楽曲によって難易度に大きな差が生まれます。強弱をつけやすい曲とそうでない曲。音程の優しい曲、難しい曲。演奏区間の区切りなどもカラオケ都合です。そして、生音とそうでない楽曲でも採点の難易度が異なります。
こちらはググるとオススメ曲リストがいくらでも出てくるので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

歌の上手さとの関連性

採点結果あてになる説

結論からいうと80%くらいは関連性があります。カラオケ機種ごとに違いはあれど、主な審査項目は音程と強弱です。歌唱力・発声力の基礎のコントロールが出来ていれば、そこそこいい点数が狙えるはずです。よって、DAM採点で85点以上を安定して狙えないようであれば基礎的な能力不足と言えるでしょう。逆に85点を常に狙えるのであればある程度『歌が上手』と呼べるだけの能力があると言えます。

採点結果あてにならない説

採点結果を騙す裏技があります。
音程については誤魔化しようがないのですが、強弱(表現力)はいくらでも機械を騙すことができます。マイクと口の距離を細かく変化させるのです。これをすると、機械が声に強弱があると勘違いし、表現力のポイントが大きく伸びます。これだけで採点結果が10点近く変わることもあります。本当に詐欺。と切り捨てたい所ですが、音量を気にしながらマイクの距離を調整することはプロシンガーでも普通にすることなので、まぁよいのかも、、、

原曲歌手が歌っても100点が出ない

カラオケの採点は、原曲の歌い方(音程・フレージング)と100%一致する必要があります。しかし、歌手がライブでCD音源通りに歌うことなんてあり得ないです。現代JpopのCD音源はあくまでもイヤホン・mp3環境で聞かれることを前提に作られています。生で聴かせる時に歌い方が変わるのはあたりまえ。歌唱力は状況によってカタチを変えます。つまり、採点機能の100点はあくまでもCD音源の歌い回しと一致しているということでしかないのです。

採点することのメリットデメリット

メリット:音程の確認に最適

音程のズレを自覚するのには採点機能はとても役にたちます。採点機能を利用すると音程がバー表示となって視覚的に音の高低を確認しながら歌うことができます。楽器、音楽未経験者が音の高低についての概念を理解するのって思ったより大変なのです。音程が高いのか低いのか、正しいのか間違っているのかを第三者のフィードバックに頼らず正確に判断する方法としては、カラオケ採点機能はとてもコストパフォーマンスがよいです。
また、中級者以上にとっても大きなメリットをもたらします。ある程度歌えるようになると、その人独特の音程の癖というものが出来上がります。フレーズの最初を外しがち。高い音が低くなりがち。低い音が下がりきらない。細かい装飾音をたどれない等。こういった癖を視覚的にリアルタイムで把握できるのもカラオケ採点機能の良い点といえるでしょう。

デメリット:発声的な弊害あり

ちょっとマニアックな話になるのですが、音の高低を視覚で捉えるのに慣れてしまうと発声的な弊害が生まれることがあります。音の高低と何気なく使ってしまっていますが、音は振動です。細かく振動するか緩やかに振動するかで音の高さが決まります。それなのにも関わらず、採点機能を使った際に表示されるメロディーラインのバーを目視しながら、上下で音程をとる癖がつくと、喉頭が音程と連動して上下したり、顎や首、肩などがつられて動いてしまうことがあります。有効性がゼロとは言いませんが、声帯の構造上、音程をコントロールするのにはあまりにも非合理的な連動です。今回のトピックでは、発声的に肩があがるのがダメとかいいとかいう次元の話ではなく、余計な連動によって表現が限定されてしまったり、意図しない発声になってしまうことが多いことに気をつけるべき、というお話です。

まとめ

採点の点数にこだわるのは悪いことか

カラオケ採点については、ネガティブに捉えるシンガーやトレーナーも多いかと思いますが、私は人それぞれで良いと思っています。『歌が上手い人』が『カラオケ採点だけにこだわる人』を悪くいうのって、『格闘技やっている人』が『筋トレマニア』の悪口を言うのに構造が似ていると思います。「使えない筋肉〜。」とか「みせかけの身体〜。」とかですね。でも、そんなの大きなお世話。ひたすらカラオケ採点に取り組む人がいたっていいし、筋トレだけやる人がいてもいいのです。目的は人それぞれ。意味のあるなしも人それぞれでいいのです。

ただし、人前で歌いたい!感動する歌を届けたい!と思っている人は、ある程度までやったらカラオケ採点を卒業するのをオススメします。100点がとれても、それは人に届く歌とは限らないし、憧れのアーティストに近づきたければ100点の先の道の方がずっと長いからです。

唯一歌唱力を数値化できる方法=カラオケ採点

歌、そして芸術ごと全般は、どうやっても数値化できないものとして聖域扱いされていました。心で歌う!才能の有無!そのパンドラの箱を開けたのがカラオケ採点です。人間は視覚化、数値化、言語化できるものに絶大な信頼を寄せる傾向にあります。自分の歌の上手さが何点!練習したら5点あがった!というのはすごく頼りになる指標ですものね。だからこそ、カラオケや歌が身近な存在になり、歌を歌うのが好きになった人もたくさんいるでしょう。
カラオケ採点機能の功績めちゃめちゃでかいです。

ありがとうDAM

追伸
ちなみにわたしはDAMの精密採点で最高98点。笑
しかも津軽海峡冬景色。

100点とかバンバン出しちゃう生徒さんもいるので、そのうちもうひと頑張りたいしたいと思っています。


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http://utaukimochi.com/lesson/

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