
『カラオケのレパートリーが欲しい!』
『歌の練習をするときのポイントがわからない』
そんなお悩みにお応えしていきます!!
歌が上手くなる歌唱分析シリーズ!!
課題曲 奏(かなで) / スキマスイッチ
歌うときにどんなポイントに気をつければいいのかが一目瞭然です。
曲ごとの難易度も大公開!
自分にぴったりの曲も見つかりますよー。
奏 スキマスイッチ
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音源リンク
奏(かなで)
カテゴリ: J-Pop
難易度分析
難易度 Aランク
最高音 G#(裏 B♭)
女性推奨キー+4
一見歌いやすいように聞こえますが、以外にもAランク!Cメロ、ラストサビの中高音連発はなかなか厳しいですよ。また、リズムに関しても聞くべき要素がたくさんあるので、ちゃんと歌いたいのであればAランクです。
女性推奨キーは+4です。
パート別 歌い方講座
Aメロ
かいさぁつのまえぇ つnなぐてぇとて
いつものざぁわめき あたらしいか ぜ
あかるくみおくるぅはずだったぁのに
うまくわらぁえずに きみをみていたぁ
2•4拍目のアクセントはスネアドラムに乗せるイメージで発音します。横に滑るような、飛び出すようなスネアドラムの音の立ち上がり+残り方をよく聞いてニュアンスを合わせましょう。小さな母音が頻出するのもスネアアクセントならではですね。
1•3拍目のアクセントはバスドラムに乗せるイメージで発音します。短く重い音なので、『ぽん』と置きに行くようなイメージがよいです。言葉が強くなりすぎないように気をつけましょう。
シンコペーションです。本来のアクセント位置より前に拍が移動してきていると考えましょう。ここで、シンコペーションが2つ続くことで、スピード感が生まれます。サビに入る前の絶好の位置にあるので、しっかりとニュアンスを出せるようにしましょう。強調+飛びなすような発音が必要になります。
ビートに合わせる。というと、どうしても音量が大きくなってしまう方が多いです。もちろん音量が大きくなる箇所もあるのですが、基本的には『音の形』を真似ていると思って下さい。
サビ
きみがおとぉなにぃなぁぁてくそのきせぇつが
かなしいうたであぁふれないようにぃ
さいごになぁにかぁきみぃにつたえたぁくて
さよなぁらにかわぁることばをぼくはさがしてた
Aメロと異なり、アクセントは全ての拍が比較的均等になります。ピアノをよく聞いてズンズンという進行感を表現しましょう。2行目の後半は少しビートの取り方が変わります。『あ』『ふ』『れ』『な』と、8分音符で全て押しなおしているので、原曲のニュアンスに合わせてみてください。
低い音域の裏声なので、地声で出せてしまう人もいるかもしれません。音量とニュアンスをコントロールできるのであれば、地声でもOKです。
シンコペーションです。Aメロのシンコペーションとは異なり、ビート感を殺すためのシンコペーションです。
ここで、今まで作ってきたビートをイレギュラーなアクセントでストップすることで、サビ終わりのフレーズが際立ちます。
まとめ
メロディーラインはとてもシンプルな曲です。その中で世界観+ストーリーを作るにはリズムの役割がとても大きいです。ぜひこの曲でマスターして、他のバラードにも活かしてください。
Cメロ、ラストサビは比較的高い音域に突入しますが、力を抜いてバックの音楽を聴けるようにしましょう。
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