
『自分の声が嫌いなんです』
『声が気持ち悪いんです』
どうにかしてください先生!!!!
どうにかしましょう!!!
わたしはみんなに自分の声を好きになって欲しいんだー!!
だってそこが歌を楽しむスタートになるんですもの。
だから解決方法を全力提案します!!!!!!!
『嫌い』のパターンを3つに分けて解説しますので要チェック✨
自分の声が大好きな人はこの記事を読む必要はありませんので回れ右!
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嫌いのメカニズム
『自分の声が嫌いなんです』という相談の多いこと多いこと、、、
しらいし先生はね、この相談を受けるたびに本当に悲しい気持ちになるのです。「わたしは◯◯さんの声が好きですよ!」と、どんなに力説しても伝わらない。まぁ先生の言うことだし、お世辞だとおもわれてしまうのでしょう。
「個性はそれぞれ!お母さんからもらったその声を大切にしましょう✨」なんて美容整形反対派みたいなキレイゴトはいいません。
嫌いのメカニズムを3パターンに分けて解説します!あなたはどのパターンでしょうか。
理想とのギャップパターン
MISIAみたいな声がすきなのに、圧倒的にアイドル声。おめでとうございます!朗報です!!
このパターンはボイトレすることで、ある程度解消が可能です!
声は生まれ持った個性のように思われている方が多いのですが、先天的な要因よりも喉の使い方の癖が占める割合の方が影響が大きいです。知識を持った優秀なボイストレーナーに師事することで、徐々に理想の声に近づいていくことができますよ。深くて強い声も、優しくて柔らかい声も、アイドルのようなキャピっとした声もある程度デザインすることができますよ。
ちなみに、、、
かなしいお知らせですが、酒焼け・部活などで声を出しすぎた方のかすれ声をツヤツヤのクラシック声に導くことだけは難しいです。。。涙
このパターンに限っては医療の領域なので、病院へGOです。
音程があっていないパターン
このパターンの方も結構います。音程の違和感を、無自覚に自分の声質のせいだと感じてしまうのです。朗報です!
音程の違和感を感じられるあなたの耳は素晴らしい。音の違いをしっかりと認識できているのであれば、音程は発声能力の向上とともに自然とよくなります。つまりボイトレで解決するのです。
歌に活かせるレベルで発声が変わるのには最低1ヶ月〜2ヶ月はかかります。気が遠くなる期間かもしれませんが、ここさえ乗り切ればその後の人生一生ハピネスです。早めの段階で音程・発声への苦手意識が解消できるように祈っております。
なんとなく嫌いパターン(笑)
一番厄介で一番多いのがこのパターン。声が嫌い!以上(爆)
本人の評価が嫌いで固定されてしまっているので、その評価は他人が覆すことはできないのです。自分の歌声を聴くだけで「キモチワルイ」と思ってしまう方の多いこと多いこと。しかも、厄介なことに明確な理由がないことが多いです。だからボイトレで声を変化させようにも、どっちの方向に修正していけばいいのかも分からず、手の打ちようがない。。。。
かと、思うじゃないですか!!!!
刮目せよ。
ラミパス白石が解決策を提示します。
「なんとなく嫌い」の解決法
「なんとなく嫌い」=「違和感」
人が感じる嫌いって、ほぼほぼ違和感という言葉に置き換えることができるのです。
そして、このタイプの方が自分の声を嫌いと感じるのって、録音した歌を聞くタイミングなのです。
外国人が納豆をキモチワルイと思うのは、人生で見たことがない系統の食べ物だから。
日本人が虫をたべることをキモチワルイと思うのは、自国の習慣にないから。
『クジラを狩ることへの罪悪感はないけど、犬を食べるのは信じられない。』
そんな方が日本人には多いのではないのでしょうか。
声の録音を聞いたときに違和感を感じるのは、自分が知っている声と違うからなのです。
普段聴いている声 VS 録音された声
人間が普段聴いている自分の声は、他人が聴いている声とは異なります。
他人が聴いている声+身体の中を伝った音をミックスして聴いています。
だから、録音した声(=他人が聞いている声)を客観的に聞くと、いつもの認識とのズレを違和感として感じてしまうのです。
解決法
声を録音しまくって、声になれる=違和感を解消する。これで万事解決なのです。なれることで、違和感というのは徐々に減っていきます。そのうち、自分が聞いている声と録音した声の差も気にならなくなっていきますよ。
歌を録音しまくれという拷問
今までこの相談をしてくれた人で、『歌を録音しまくれ!聞きまくれ!』と言うアドバイスをしてしまった皆様。心よりお詫び申しげます。たしかに、これで問題は解決するかもしれませんが、そもそもこの行為が苦痛ですよね。サイコパスなアドバイスごめんなさい。
そんな方は発声練習の録音。もしくは日常会話の録音をすることをお勧めします。歌を録音するよりは多少心理的負荷も軽いはずです。歌が嫌にならない範囲内で、自分の録音した歌にも慣れていきましょう。自分の声になれることはコントロール能力の向上にもつながりますよ!
日本の歌姫MISIAが言われた衝撃の悪口
『声がほそいから君はR&Bはダメだね』
デビュー前にオーディションを受けたMISIAが言われた一言です。
どこのどいつだそんなこと言ったやつwwwwwwww
だれか海に沈めて????????
という気持ちになりました。
なんの慰めになるか分かりませんが、「あの」MISIAでさえ声についてこんな悪口を言われてしまうのです。どこの世界にも心無い悪魔みたいな奴はいるもんです。
『だから気にすんな!』
MISIAでさえそんなことを言われてしまう悲しい世の中なのです。
MISIAの話のあとに自分の話をだすのは恐縮なのですが、わたしも声が変、キモチワルイと言われたことがあります。容姿を否定されているの以上に悲しいキモチになりました。
その言葉を発した◯◯くんはしらいしの心のデスノートに名前が追加されたので、多分サイフ落としたり、スマホの画面割れたりといった災難に見舞われていることでしょう。
まとめ
自分の声が大好きです!って言える日本人ってかなりすくないのではないでしょうか。
別に好きじゃなくてもいいです。
でもせめて嫌いはやめて(笑)
歌を歌う人が自分の声嫌いとか悲しすぎます。
しらいしが悲しむのでやめてください。
ほとんどのケースが解決できるから、意地でも解消して歌に取り組んで欲しいです。
アーメン
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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